夏越大祓式・大茅の輪くぐり神事
6月30日(日)午後3時より執行
大祓式とは毎年6月と12月の晦日に行われる恒例式で、半年間に知らず知らずに犯したであろう罪や穢れを祓い、清浄なる心身に立ち返ることを願って行われます。
大祓の起源は七世紀末にまで遡るといわれ、全国の神社で執行されております。また茅の輪くぐり神事とは、茅萱を以って輪を作り、それをくぐりぬけることによって無病息災を祈る神事であります。
当社の茅の輪は直径5メートル、日本屈指の大きさを誇る大茅の輪くぐりは、大祓式終了のあとにおこないます。
また夕刻からは浅間通りが歩行者専用となり、模擬店などの出店などがあって、大茅の輪をくぐる人の波は午後7時半ごろまで続きます。

大祓式  6月30日(日)午後3時より八千戈神社前斎庭 
輪くぐり神事に先立ち、茅の輪の前を斎庭として大祓式を執り行います。大祓式は半年の間に知らず知らずのうちに犯したであろう罪や、穢れを祓い、人間本来の清浄な心身を保つために行われる行事です。昔からこの夏越の大祓を受けると千歳の命を延ぶと言われ、全国各地の神社でも行われる伝統行事です。大祓式はどなたでもご参列いただけます。

大茅の輪くぐり神事  大祓式終了後より
釈日本紀七によれば、神代の昔に武塔神(素戔嗚尊)がある兄弟に宿を願ったところ、弟の巨旦将来は裕福でありながら宿を断り、兄の蘇民将来は貧しい身ながらも尊をお泊めし、接遇申し上げた。尊は蘇民将来に疫病が流行ったときは、茅萱を以って輪を作り、それを腰につけていれば、免れるであろうと教えられた故事に基づきます。時代が下って輪が大きくなり、それをくぐり抜けるようになったものが、茅の輪くぐりです。
大茅の輪は大祓式終了後よりくぐることができます。








形代(かたしろ)は自身の罪や穢れをこれに移し、祓い遣るためのものです。
使い方は、まず手足から胸にかけて形代で撫で、次に身の内の罪や穢れを移すように形代に息を吹きかけて、氏名・年齢を記し、お志を添えて、大祓式当日午後7時までに神社へお持ちください。
形代は社頭で頒布いたします。







6月30日大祓式当日、無病息災を祈願する大祓特別祈祷を執行いたします。
受付は午前9時〜午後2時まで。初穂料一件3,000円也

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